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この商品の生産者

株式会社 大黒屋商事

(藤枝市)

大黒屋商事は「伝統×新しい試み」をモットーに、 全国にも売り出せるようなお菓子作りを目指して、静岡県の名産品『さくら棒』やアウトドア用の焼いて食べる生せんべい『Baker』を主商品にお菓子の製造と販売を行なっている静岡県藤枝市の企業です。

生産者のこだわり

お菓子業界の事業継承

お菓子業界は現在、生産者の高齢化による後継者不足などが原因で、多くの歴史あるお店や商品が廃れていってしまっているのが実情です。
弊社では地元のお菓子文化を守りたいとの想いから、「さくら棒」をはじめとして絶滅してしまいそうな伝統あるお菓子を引き継ぎ、後世に残していくプロジェクトを行っています。

さくら棒の絶滅の危機

静岡県民には身近な存在である『さくら棒』。
地域のお祭りでは「縁が長く続きますように」という願いを込め、1メートル以上の長いさくら棒を販売している様子が見られ、昔から静岡県民に深く親しまれています。あまり多くの方に知られていないことですが『さくら棒』は静岡県にしか販売されていない名産品なのです。
実はこのさくら棒は3年前に絶滅の危機に瀕していました。さくら棒の元祖である浜松の佐藤麩店さんはご主人がご高齢になったことを理由に創業68年の歴史に幕を閉じてしまいまったのです。
昔ながらのお菓子は佐藤麩店さんのように生産者の高齢化や次世代の担い手の後継者不足などが原因で廃れてしまっている商品が多くあります。

さくら棒復活の軌跡

この状況に危機感を持った私たちは「何とかしなければ!」と店主の佐藤さんに直談判し、近年注目されているクラウドファンディングにてさくら棒復活プロジェクトを開始しました。
2018年8月に始まったこのプロジェクトは9月に目標達成100%を超え、最終的には117%、131人の方のご支援をいただくことができました。皆様からのご支援のお陰で佐藤麩店さんの『さくら棒』は引き継がれ、伝統ある『さくら棒』を復活することができました。
私たちはこの様に現代の新しい仕組みや流れを取り込みつつ、古き良き文化を継承し、新しい時代にあった商品にアップデートしていきたいと考えています。

佐藤麩店さんの味をそのままに

昔ながらの身近なお菓子である『さくら棒』。実は高度な技術が必要な正統派のお菓子です。 シンプルな原材料からおいしさを作り上げるためには、経験と技術が必要。
『さくら棒』独特のふわっ、さくっとした食感は職人の手仕事によって生みだされます。繊細な生麩に水をかけながら、焦がさないように蒸し焼きで焼き上げ、さらに手作業で表面に砂糖をコーティング。焼きのタイミングが狂えば、麩菓子の命である食感が失われてしまいます。
私たちは継承をさせていただいた佐藤さんに何度もご指導をいただき、昔ながらの佐藤麩店さんの味を引き継いでいます。
製造作業全工程にこだわりがある昔ながらの『さくら棒』をお楽しみいただけたら幸いです。

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