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伊豆川飼料株式会社オンラインショップ しずパレ店

(静岡市清水区)

私たち「伊豆川飼料株式会社」は昭和20年代前半の清水の町で、親族の経営するツナ缶工場の加工残さ(頭や尾、骨など)を海岸で天日乾燥していた仕事がルーツです。
​乾燥させたマグロの頭や尾、骨を粉砕したものを畜産向けの飼料、農業向けの肥料として製造販売をおこなってきました。
70年近く静岡の水産業と農畜産業の成長とともに発展してきた私たちですが、現在、静岡では産業構造の変革期が訪れています。
私たちがこれからも水農畜産業とともに生きていくため、「つなぐ」役割だけでなく、「広げる」役割も担っていきたい・・・
その思いでツナ缶をつくりました。

生産者のこだわり

ツナ缶から生まれる美味しい循環

静岡県のツナ缶製造の全国シェアを知っていますか?
何と99%以上(※)なんです!!​
国内のほとんどすべてのツナ缶が​静岡でつくられています。
静岡県の​清水港に水揚げされたマグロは清水の工場でツナ缶に加工されます。
人が食べない頭や尾、骨などは、捨てずにその日のうちに工場へ運ばれ、乾燥させて飼料や肥料になります。
静岡では昔から、そのマグロからできた肥料を使ってお茶やみかんを育てています。
静岡のお茶やみかんが美味しいのは、理由があったのです。
※2015年「缶詰時報」公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会

美味しい循環の危機!?

静岡の「美味しい循環」を作り出しているツナ缶ですが、実は近年の魚価の高騰による製造コスト増加とデフレによる製品の価格競争の板挟みになっているのが現状です。
メーカーはコストを下げるためにいろいろな努力をして、海外で加工したり生産したり工夫をしてきましたが疲弊し始めています。
それにより静岡でつくられるツナ缶はすこしづつ減っていっています。
静岡で作られるツナ缶が減ることは、そこからできていた良い飼料や肥料を作る原料が減るということ。
つまり、静岡の美味しい農作物がつくれなくなることに繋がります。
美味しい循環の危機なのです。

持続可能な循環のために

私たちはこの「美味しい循環」を持続可能なものとするために、地元清水のメーカーに協力してもらい「とろつな」と「しろつな」をつくりました。
スーパーに行けば100円でツナ缶が買えてしまう。そんな時代に手作業で全て静岡でつくり、味にもこだわったパッケージも今までのツナ缶とは違うもの、それが「とろつな」と「しろつな」です。
色々な人に手に取ってもらい、味わってもらい、この「美味しい循環」を知ってもらいたい。
そして循環の輪に入ってもらいたい。
そんな思いを込めてつくったツナ缶です。
みなさまに食べていただけたら幸いです。

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