
生産者のこだわり
画伯 Fe
落ち着かず、大きな声が出てしまう鉄兵さんに「何かできることないかなぁ」と、何となく持ってもらった黒のマジック。
ちょうど猫のイラストが目の前にあったので「これ、描いてみてっ」と伝えると、そこに描かれたのは見本のイラストよりも数倍可愛く、味のある絵でした。
これが画伯Feの誕生のきっかけです。「Fe」は鉄兵さんのお母さんが付けてくれたサインで、鉄の元素記号が由来です。


自慢の縫製技術
もくせい苑は縫製品を主な自主製品として作成しています。
職員は待ち針を刺したり線を引いたりの支度をするだけ。ミシンをかけるのは利用者さん。真っ直ぐ縫えるのは当たり前で、中には5㎜以下の端ミシンを線も引かずに縫える利用者さんもいるのです。
丁寧に作ってるため、なかなか壊れにくく買い替えのスパンが長いようです。
農福連携
当該施設は市内中山間地に位置し、小規模ながら約1300㎡の土地を活かし年間を通じ農作物の栽培を行っています。
特にトウモロコシは、例年約1200本を栽培し市内の直売所にて販売。また、さつま芋は、焼き芋として多くの方々からリクエストを頂いております。一昨年より自然薯づくりにも挑戦し自然の風味と粘りがあり好評を博しています。


地域貢献
年間を通じて、地域貢献の一環として、伊豆の国市や商工会、観光事業者等々が開催する各種イベントには積極的に参加し、施設で製作した縫製品を販売し障がい者への理解を求め共生社会の実現に向け活動を行っています。