生産者のこだわり
3代に渡り受け継ぐ紐作り
50年前、祖父がいつか世に送り出したいとおもい描いていた「T.S.BRAND」 そんな思いを知り、心の中で温めながら紐作りに明け暮れていた父。 その背中を小さな頃から兄弟で追いかけ続けてきました。 今は二人とも遠い空の上で応援してくれています。 二人がこだわっていた蝋引きの艶。職人のプライド。そして、ファクトリーブランド。 三代目となり、製造工場だからこそこだわれるクオリティを身近に感じて欲しく、ひとりひとりに寄り添う組紐を思案してきました。祖父と父、そして私たち兄弟の魂がこもった「極上の艶のために」をコンセプトとし、今までに出会ったことのない感性に響く紐をご提案します。
職人による深みのある艶
職人が手作業で1,500回以上も繰り返し蝋を一層一層塗り重ねる“蝋引き”をすることで生まれる独自の艶は、紐の芯に染み渡るからこそ深みある艶を生み、重なり合うからこそしっとりとした肌触りを生み出します。
富士の恵みの染色
富士山の伏流水にて染め上げられた彩り。「命の源水」と言われる富士の湧き水は、発色も艶やかであり、様々な色合いを彩ることに欠かすことができない富士の恵みが与えてくれた色彩です。
組紐一筋の歴史
1956年から作り手として歩んできた道。MADE IN FUJI.SHIZUOKAを誇りに小さなこだわりが、大きな品質へと繋がります。富士山の麓の町工場が、創業から想いも技術も共に結びながら取り組む職人の魂が込められた紐です。